ミスティカルアーカイブ・カードについて考察

 ストリクスヘイヴンには、MTGの歴史でも有名なカードである、ミスティカルアーカイブ・カードが収録されます。

 そこで今回は、ミスティカルアーカイブ・カードについて色々と考察します。

なお、以下では名前が長いのでミスティカルアーカイブ・カードをMACと略すことにします。

 

MTG公式サイトからの情報まとめ

①ストアで購入するパックはコモン1枚の代わりに、リミテッドで使用するパックでは15枚目(基本土地枠)にミスティカルアーカイブ・カード(MAC)が出現する。

→これにより、ストアで購入するパックからレアや神話レアが合計2枚手に入る可能性がある。ただし、上述したようにMACは基本土地枠もしくはコモン枠に置換されるため、1パックからMACが2枚出現することはない。

 

②ストアで購入するパックから出現するレア、神話レアのMACには、被り回避機能が適用される。

 →被り回避機能とは、アリーナでパックを開封する場合、既に4枚持っているカードの中からは出現しないことをいいます。

 例として、テーロス還魂紀で収録された占術土地が挙げられます。占術土地自体は基本セット2020にもレア土地枠として収録されているため、たとえば、天啓の神殿をM20で4枚所持している場合、テーロス還魂紀では天啓の神殿は出現しないようになっています(ただし、他の全てのレア、神話レアをコンプリートしていれば出現します)。

 この被り機能が適用されるということは、既に実装されているカード(たとえば副陽の接近など)を4枚所持していれば、そのカードのMACが出現しないため、パックから出現するMACをある程度は操作することができる。

 

③『ストリクスヘイヴン:魔法学院』のレアや神話レアの被り回避機能が、ミスティカルアーカイブ・カードに適用されることはない。その逆もない。

 →要するにストリクスヘイヴンのレア、神話レアをコンプリートしても、その枠はMACの枠にならない。同様に、MACをコンプリートしてもストリクスヘイヴンのカードに置換されることはない。

 

 ④ストアで購入するパックにおいて、ヒストリックで禁止されているMAC(7枚)は、開封するパックからは出現しない。

 

 ⑤MACの枠は固定枠のため、ワイルドカードに置換されることはない。

  →そのため、1パックからWCが2枚出現することはない。

 

⑥MACを個別カード報酬で手に入れる場合、スタンの個別カード報酬からは出現せず、ヒストリックの個別カード報酬から出現する。

 

⑦ドラフト、シールドで既に4枚所持しているMACカードを入手した場合、ジェムに置換される。

 

 仕様としては大方予想していた内容していたので、当初の予定通り、すでに実装されているレア、神話レアをWCで作成することで目当てのMACを引き当てる確率を上げたいと思います。

 いざとなったらWCで作成することもできるので、そんなことをする必要ないと思いますが。