マローがヒントで公開したカード大体弱い説

機会兵団の進軍の発売まで1か月を切った。

新カードについてのヒントが、Mark Rosewater氏(以下マロー)より明かされた。

 

・ファイレクシア人をメカニズム的に扱うカードが多数

・両面のトーク

・(X)(U)(U)(U)のカード

・初登場以来プレミアセットに帰ってきたメカニックのバリエーション

・『ホームランド』以来見なかった伝説のクリーチャーが帰ってくる

・毒カウンターを11個与えることができるクリーチャー

・一部の機体は、これまでにないカード名で登場

・レンが新たなパートナーとともに帰ってくる

・クリーチャータイプ関連要素を持つドラフトのアーキタイプが2つ(1つはファイレクシア人である)

・10本目の〇〇と〇〇の剣

 

■以下はカードテキストの一部

・「あなたは、瞬速か飛行を持つ呪文を、あなたのライブラリーの一番上から唱えてもよい」

・「オーラか神か亜神カード」

・「Ⅹはこの方法で与えられる過剰なダメージである」

・「この呪文はコピーできない」

・「このターンにあなたが2つ以上の呪文を唱えていた場合にのみ起動できる」

・「各ターン、各プレイヤーはファイレクシア以外の呪文を1つしか唱えられない」

・「Ⅹの2倍、Xはあなたがコントロールしている土地の数である」

・「あなたがコントロールするパーマネントが変身するか、パーマネントが変身してあなたのコントロール下で戦場に出るたび」

・「対戦相手がそれを守った場合、それの上から防御カウンターを1個取り除く」

・「あなたのアップキープの開始時に、あなたが最後のターンに戦闘ダメージを受けていない場合、あなたはカードを1枚引き、1点のライフを失う。」

 

■収録されるファイレクシア人

・クリーチャー – ファイレクシアン・熊・サイ

・クリーチャー – ファイレクシアン・デビル

・クリーチャー – ファイレクシアン・犬・戦士

・クリーチャー – ファイレクシアン・ジャッカル

・クリーチャー – ファイレクシアン・侍

・クリーチャー – ファイレクシアン・影

・クリーチャー – ファイレクシアン・サメ

・クリーチャー – ファイレクシアン・ツリーフォーク

・クリーチャー – ファイレクシアン・ヴィーアシーノ

・クリーチャー – ファイレクシアン・奇魔

■収録されるファイレクシア人と戦う住人

・クリーチャー – ムーンフォーク・忍者

・クリーチャー – 霊基体・吸血鬼

・クリーチャー – ファンガス・兎

・クリーチャー – ドワーフ・操縦士

・クリーチャー – アライグマ・戦士

・クリーチャー – ゴブリン・スペルシェイパー

・クリーチャー – クズリ・恐竜

・伝説のクリーチャー – エルダー・巨人・犬

・伝説のクリーチャー – 類人猿・恐竜・海亀

・伝説のクリーチャー – サイクロプスホムンクルス

 

 

が、そんなことはどうでもいい。

 

ここで重要なことは。

このヒントで出てくるカードは大体弱いカードであるということだ。

 

新セットの情報が公開される度に、次はどんなカードが出るんだ?とワクワクし、各々が妄想を膨らませるだろう。

しかし、実際に蓋を開けてみると、そのほとんどは環境で使われることのないカードであり、しかも強くない。

それどころか、これらヒントで公開されないカードの方が強く、環境での採用実績があるカードが多い。

 

というわけで、今回は。

上記の説を立証するため、現在のスタンダードのセット発売前にマローが公開したヒントと、その答えとなっているカードが環境で使われているかを検証する。

ヒント、答えの対応についてはMTG wikiを参考にした。

 

 

【イニストラード 真夜中の狩り】

1 イニストラードのセットで登場した人気のメカニズム 3つの再登場→変身、フラッシュバック、調査

変身、FBはともかく調査で強かったカードはないと思う。

 

2  より安価に生成できるようにするためのトークンの新たな欠点→腐乱

リミテ用の能力で構築で使うほどではなかった。

 

3 毎ターン カードを引ける可能性のある白のカード:シガルダの輝き

→弱い。アリーナのBO1でたまに使われるくらい。

 

4 イニストラードの人気カードの再録

秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets

→ようやく及第点が来たがスタンダードではあまり見ない。

 

5 クリーチャー に変身する呪い→ヒルの呪い/Curse of Leeches

弱い。ゴミ。

 

6 毎ターン何かを倍にする2つのパーマネント →不自然な成長、天使の処罰者

緑の方は緑単でたまに見たことある。もう片方は色すら分からん(白?)。つまり弱い。

 

7 「 あなた は[ コスト ]を望む回数 支払って よい」を持つ 神話レアの サイクル →剛胆な敵対者など

白と赤以外に見た記憶がない。

 

8 「あなたは エンチャントされているクリーチャーを コントロールする」を持つ4 マナの青のオーラ→移植された自我

カード名からイラストが浮かばない。それくらい弱い。

 

9 複数の フォーマットで有名なトーナメント・レベルのカードの、5つ目の新規 イラスト となる 再録→真髄の針

これは一応当たり。

 

10 掌編で登場したイニストラードのキャラクターの、イニストラードのセットにおけるカード化: 忘れられた大天使、リーサ

使われたことはあるが、やっぱり弱い。

 

11 あなたの ライフ が0以下に減少する場合

→不朽の天使

弱い。ハズレ神話。

 

12 この呪文を唱えるためのコストは、このターンにあなたが攻撃させたクリーチャー1体につき(1)少なくなる→捜索隊の隊長

リミテレベル。

 

13  [カード名]が 戦場に出る に際し、あなたのライフ総量を記録する: シガルダの輝き

一度回答したので省略。

 

14 これ以外のクリーチャー1体を 対象とし、それの上にSlime カウンター1個を置く→ヘドロの怪物

ゴミ。カジュアルでしか使われない。

 

15 あなたのコントロールするクリーチャー・トークンはすべての能力を失い、基本の パワーとタフネス が3/3になる→戯れ児工場

ハズレ神話その2。

 

 16 あなたの墓地の各インスタントやソーサリーであるカードは~~を持つ→溺神の信奉者、リーア

強い。ついに環境レベルのカードが出た。

 

17 あなたの唱えるインスタントやソーサリーである呪文を唱えるためのコストは( X )少なくなる。Xは[カード名]のパワーに等しい→星の大魔導師、ヴァドリック

使われたことがない。つまり弱い。

 

18 [カード名]の上にそれに等しい数の +1/+1カウンター を置く。その後、その倍の数の 黒 の2/2の ゾンビ ・トークンを生成する→穢れた敵対者

サイクルの中では微妙。青よりはマシか。

 

19 あなたの 終了ステップの開始時に、あなたのライフがちょうど13点だった場合→堕落した司教、ジェレン

ハズレ神話その3。

 

20 あなたはそれらのコピーを、 マナ・コストを支払うことなく唱えてもよい→血に飢えた敵対者

赤単で使われた記憶あり。一応環境レベル。

 

■以下のクリーチャータイプを持つカード

21 クリーチャー —  ヒポグリフ ・ スピリット →魂標グリフ、 嘆声漂い

リミテレベル。

 

22  クリーチャー —  人間 ・ 兵士 ・ 狼男→粗暴な聖戦士

白単で採用実績あり。強い。

 

23 クリーチャー —  ドラゴン・ 卵  →くすぶる卵

イゼット天啓で採用実績あり。

 

24 クリーチャー —  ヒル ・ ホラー : 血吸いの闇潜み

使われた記憶すらない。

 

25 クリーチャー —  ファンガス  ・ ホラー : 巨大シボウタケ

どんなカードかも思い出せん。

 

26 クリーチャー —  植物 ・ ホラー  : 根のとぐろの忍び寄るもの

FBはリーアで完結してるので必要性が皆無。

 

27 クリーチャー —  ドレイク ・ ホラー  : 嵐のスクリーリクス

リミテレベル。

 

28 クリーチャー —  デーモン ・ 犬 : 戦慄の猟犬

イラストが思い出せん。つまり・・・

 

29 伝説のクリーチャ—  ウーズ : 大スライム、スローグルク

4cロームでの活躍実績あり。

 

30  伝説のクリーチャー —  吸血鬼 ・ 貴族  : ヴォルダーレンの末裔、フロリアン

環境初期はラクドス吸血鬼に採用されていたがいつの間にか消えた。一応強かった。

 

検証結果、30個中6個のみが環境レベル。

つまり8割は弱いカードだった。

 

うーん、ゴミ!!🤔