イニストラード:真夜中の狩り ドラフト考察
青白飛行で7勝した記念に更新。
今回のドラフト環境について考察していきます。
※ALUKO自身の考察のため、まじめな考察を見たい人はプロのドラフト考察記事を見た方がいいです。
前半では各色の強さを軽く解説し、後半では各色のアーキタイプを紹介します。
1.色の強さ
今回のドラフト環境では青が最も強く、赤が最も弱い色です。
各色の強さを分かりやすく説明すると・・・
青>黒>(越えられない壁)>白>(越えられない壁)>緑>赤
となります。
ドラフト環境で色の強さを判断するための基準としては、①マナレシオが優秀な強いクリーチャーの数、②除去の多さ、③ボムレアの強さと数が挙げられます。
上記の3つの基準に照らして判断した場合、青はほとんどの色に対して有利を取ることができ、なんでもできるオールラウンダーとして最も強い色ということができます。
逆に赤はクリーチャー単体の質が非常に弱く、除去の数や使いにくさから考えると最弱の色と言わざるを得ません。
第27回世界選手権のドラフトでも解説されていましたが、赤はできるだけ避けたい色ですね。
ただし、赤いカードがすべて弱いということではなく、強いカードが少ない(それらのカードを上手にピックしないと強いデッキが組めない)という意味で理解すべきです。
2.各色のアーキタイプ
白青:降霊
青黒:腐乱ゾンビ
黒赤:吸血鬼アグロ
赤緑:昼夜狼男
緑白:集会
白黒:生贄
青赤:インスタント、ソーサリー連打
黒緑:死亡誘発、墓地シナジー
赤白:昼夜ミッドレンジ
緑青:フラッシュバック
個人的には青、白、黒が含まれている2色の組み合わせでデッキを作り、赤緑は可能な限り避けるべきアーキタイプとなります。
3.ドラフトで戦ってみた感想
・腐乱ゾンビと相打ちを取られてしまうタフ2のクリーチャーは基本的に弱い。
・緑に手を出す場合は飛行クリーチャーを止められる群れの織り手、鳥の称賛者を積極的にピックすべき。
・赤以外の色は墓地で仕事をするカードが多いので墓地対策はメインから積んでも良し。
・コモンに2色土地がないので安易な多色化は危険。
AFRドラフトでもそうでしたが、コモン多色土地がないので3色以上のデッキを組むのは得策ではなく、2色にまとめるのが良さそうです。
今回はここまで。
やっぱりドラフトは面白いな。