とりあえずノルマ達成するくらいには遊んだので、感想を書いていきます。
1 団結のドミナリア ドラフト環境
今回のセットは、基本的には2色推奨の環境となっているが、緑関連のデッキについては版図関係のシナジーを意識して組む方が強いので、3~4色デッキでも強い。
そのうえで、おすすめのカラーリングは以下のようになっている(※個人の感想)。
A:赤白、赤青
B:白黒、黒緑、白緑
C:赤緑、青緑、青白
D:青黒、赤黒
個人的な最強アーキタイプは、赤白、次いで赤青、白黒の順。
今回のドラフトは、コモンアンコモンに除去が非常に多く、壁クリーチャーが多いこともあって、キルターンが平均より少し長い印象。
その上で、白は横並びと全体強化がコンセプトになっており、環境的にマッチしている。
2 各色の注目カード
■白
・邪悪を打ち砕く
2マナでタフ4以上のクリーチャーを破壊できるため、デカブツの生存率が低い環境。
エンチャントを破壊できる効果も、英雄譚を破壊できるので腐りにくい良カード。
・隊長の号令
1/1を3体出せるので、実質4マナ3/3相当。後援との相性もよく、これが2枚以上取れる白デッキは非常に強い。
・英雄的突撃
赤白を最強アーキタイプにしている要因。修正値の幅も大きく、赤白をやるなら是非とも欲しい一枚。
■青
・タラスの見張り
4マナ3/2で死亡した場合でもアドを失わない。今作の飛行クリーチャーは、到達持ちのクリーチャーが強いので、相対的に強さが下がるが、それでも強い。
・トレイリアの噴出
キッカー付きでライフゲインできるので、キルターンをずらすことができる。
■黒
・怪物的戦ヒル
墓地のクリーチャーの中で最大のマナコストと同じサイズになる。
各色にコスト軽減できる大型クリーチャーがいるので、十分フィニッシャー級のサイズになれる。
・切り崩し
構築でも使われる除去なので、リミテでも当然強い。
1マナで打てるのポイント。
■赤
・ケルドの急襲隊
3マナ3/1速攻でキッカーでトークンを生み出す。
横並び戦略を得意とする赤白で強みを生かせるカード。
・連合の戦暴者
後援持ちのクリーチャーはタフが上がらないのでチャンプブロックで防がれることもあるが、トランプルを持つため最低限の仕事は可能。
元々のパワーが3あるので、1/1以上に後援してもらうことで壁クリーチャーを越えることができる。
・芽吹くゴブリン
土地をアドに変換でき、マナフラを防止できる。
■緑
・ガイアの力
基本土地3枚で巨大化相当。フルパワーで1マナ+5/+5というエンドカードになる。多色化が容易な緑で1マナスペルは強力。
・罠紡ぎ
2ターン目に出せる到達持ちとして優秀。
今回のセットで単体で止められない飛行クリーチャーの方が少なく、ほとんどの飛行クリーチャーはこれで止まる。
・ウェザーシード盟約
版図をするならぜひとも欲しい一枚。
■無色
・歩く防壁
防衛デッキにおいては、頼りになる一枚。
・発掘されたマナ労働機
マナの変換効率が非常によく、多色化が容易になっている理由のひとつ。
タフが3のため、邪悪に打ち砕くが当たらない。
■多色
・残忍な巡礼者、コー追われのエラス
白黒デッキでは、ライフレースを有利に進めることができ、横並びできるクリーチャーを大量に用意できれば、それだめで勝ててしまうこともある。
・戦闘魔道士の隊長、バルモア
赤と青は軽いスペルが多く、それがすべて全体強化呪文に化けるのだから弱いわけがない。
ナジャルが横にいると宇宙。
3 終わりに
全体的にかなりコンバットトリックを使った攻防が難しいセット。
除去が強いので、強化するタイミングを間違うと損しやすく、そのあたりを意識してプレイすると勝率が上がるような気がする。